オアシスには「歯の根の治療の専門家」がいて「マイクロスコープ」があります
「歯の根の治療をまたやらないとならない・・・」
「今度は根っこの治療ですよと言われた」
「根っこの治療をしたところが痛い」
「『歯の根の治療』をネットで探すと様々なことが出てきて分からない・・・どうしたらいいんだろう」
とお悩みの方、浦和のオアシス歯科の「根っこの治療の専門家(大学病院にも勤務)」に相談しませんか?
さらに、根っこを約4〜20倍で見れる「マイクロスコープ」(歯科用顕微鏡)も完備。
どれくらい見えるのか?どう使うのか?なんで必要なのか?などにもインタビューの中で答えています。
さらに「虫歯以外の理由」で歯の根の治療が必要になるなんて、知らなきゃ損!な話も。
ぜひご一読ください。
目次
- 大学病院で延々と「歯の根っこ」の治療をしています
- 歯の根の治療でマイクロスコープを使う「意味」
- 浦和で「根っこの治療三種の神器」と「専門家在籍」が揃う歯科医院
- 指の先にかいた汗まで見える!
- 「虫歯以外の理由」で根っこの治療をしなきゃいけないこともある
- 「歯の破折(はせつ)」って何?
- 教えて宮田先生のプロフィール
- ジャパニーズウイスキーが好きです
- 患者さんにメッセージ
- おしえて先生!歯の根っこの治療Q&A
- 取材後記

オアシス歯科
宮田 泰伎(みやた たいき)
- 歯学博士
- 歯科医師臨床研修指導医
- 日本大学 歯学部
- 日本大学大学院 歯学研究科 応用口腔科学分野 修了
- 日本大学歯学部 付属歯科病院 歯内療法科
大学病院で延々と「歯の根っこ」の治療をしています
宮田先生は現在(2026/6)、日本大学歯学部の歯内療法科でも勤務されているとのことですが、歯内療法ってなんですか?


Dr. 宮田
歯内療法は、歯の根っこの治療、という意味です。
駿河台の大学病院でも診療をしています。
大学病院にも、マイクロスコープ(以下、マイクロ)はあるんですか?


Dr. 宮田
日本大学歯学部の歯科病院は、大きく分けると「保存科」「補綴科(ほてつか)」「口腔外科」と分かれています。
保存科の中で3つに分かれていて、僕は「歯内療法科」にいます。
3科合同の全体で使えるマイクロは1台、歯内療法科が独自で持っているマイクロは10台です。
台数が少なかった時は教授しか使えなかったんですが、今は台数があるので若いドクターでもマイクロを使えるようになりました。
こういうのは使っていかないと、うまくならないので。


Dr. 門脇
ここは、院長のこだわりで、床からマイクロスコープを生やしています。
固定式だと、マイクロ自体が揺れないんですね。


歯の根の治療でマイクロスコープを使う「意味」

Dr. 宮田
歯の根っこは、家でいうと「土台」の部分です。
土台がしっかりしないと、上にかぶせ物をかぶせても痛くなったりするので、しっかりアプローチします。
確かに、見えないところではあるんですけれど、マイクロを使って極力見えない範囲を少なくして、再治療にならないようにします。
見えないところだからこそ、マイクロという武器が必要?


Dr. 宮田
以前は「手指の感覚」が大事だったのですが、材料もどんどん進化する中でマイクロも進化してきているんですね。

Dr. 門脇
マイクロは、3~30倍まで拡大率を変えられ、より細かいところまでしっかり見られます。
根っこの中って、細くて暗いんですけれど、ライトもつくし倍率も上げられます。
今まで見えづらかったもの、見えなかったものが見えるので、精密な処置が可能です。
見えづらい中でやってたと聞くと、それはそれでドキドキしますね。(汗)
昔はどうしていたんですか?


Dr. 宮田
昔の先生は、レントゲン写真一枚と長年の経験で治療していたんですね。
浦和で「根っこの治療三種の神器」と「専門家在籍」が揃う歯科医院
根っこの治療は、再発率が高い治療と言われていますが、マイクロが入ったことによって再発率が下がる?


Dr. 宮田




Dr. 宮田
それらを出来る限り駆使して、再発するであろうというリスクを1個1個つぶしていく。
1個あったから再発率が低くなる、というものではないんです。
いわば「三種の神器」が揃って、且つ「根っこの治療の専門家」も降臨!ということですね。
2026年にマイクロを導入して、治療の精度は変わりました?


Dr. 門脇
見えるので治療しやすい、特に根っこの「再治療」の際は重宝します。
「再治療」って、大変なんですか?


Dr. 宮田
前の先生が治療されていた跡がついている・・・器具が折れているとか、別の道が作られているなど、解決しないといけないこともあります。
実は大学病院では、折れた器具(ファイル:歯の根を治療するときに使う、細いやすりのようなもの)のレスキューを依頼されることもあります。
宮田先生は大学病院で、延々と根っこの治療をしているんですか?


Dr. 宮田
はい、朝9時から延々と。
マイクロをずっと覗いて細かな治療しているって、目がショボショボしません?


Dr. 宮田
LEDの光が強い・・・人の目って、強い光に慣れていないので。
どれくらい強いんですか?

指の先にかいた汗まで見える!


Dr. 門脇
めっちゃ明るいんですよ。
今これ、5倍は中~低倍率です。


Dr. 宮田
この倍率を上げると・・・最大が約30倍。
これだけ大きく見える上に「ミラー」(棒の先の鏡が付いているもの)を使うので左右上下が逆になるので、練習が必要なんですね。
指の先に汗をかいているのが見えてきちゃう(下記画像)。(笑)

おお、指紋の間から汗が出てくるのが見えました!
論より証拠ですね!
マイクロがあれば取り切れる!と言っていいのでしょうか?


Dr. 宮田
マイクロは、今のライトで倍率を上げても、ストレートにしか見えないんですね。
「根っこの曲がっている先」は絶対に見えないんです。
ストレート?・・・根っこの形って、どうなっているんですか?


Dr. 宮田
根っこがまっすぐの歯って、ほぼないんです。
え?根っこはみんな、曲がってる??


Dr. 宮田
複雑です、まっすぐなのは1番(前歯)ぐらいですね。
ちなみに、根っこの治療をする場所はどこが多いですか?


Dr. 宮田
奥歯、6番目7番目の「大臼歯」です。
大臼歯の根っこは3~4つあるし、真っすぐな根っこはほぼなくて、曲がっているのが基本なんです。
患者さんに「根っこは、こうなっているんですよ」という説明はします?


Dr. 宮田
CTを撮ると曲がっていることが分かります。
模式図は簡単に書いてありますけど、こうではないんです。(汗)


Dr. 宮田
根っこの治療はなるべく短期集中で、間隔を開けないほうが良いです。
大学病院もラバーダムをやったり、マイクロ使ったりしているので、オアシス歯科は設備としては遜色ないです。
「虫歯以外の理由」で根っこの治療をしなきゃいけないこともある
根っこの治療の原因に、虫歯以外の原因もあると聞いたのですが。


Dr. 門脇
噛み合わせが一か所だけ強く当たっていると、そこにばかり力が集中しちゃうので、もともと生きていた歯の神経が死んじゃうこともあります。
神経が死んだ歯が引き金になって、根っこの先っちょが炎症を起こすこともあります。
あの、相談なんですが、奥歯のかぶせ物の治療をした後、向かいの歯が温かいものを食べるとしみるところがあって、ネットで調べたら「歯髄炎」かもと・・・どうなんでしょう?


Dr. 宮田
温かいものがしみる、というのは、教科書的に言うと「歯髄炎(しずいえん)」の症状ですね。
歯髄炎の治療は?


Dr. 宮田
根治(こんち:根管治療:根っこの治療)、抜髄(ばつずい:根っこを抜く)ですね。
歯髄炎は、虫歯ではない?


Dr. 宮田
歯髄炎は、細菌的(虫歯など)なものがほとんどですが、科学的(酸をいっぱい食べて歯がすり減る)なもの、噛み合わせ、矯正でガッと歯を動かした時、ぶつけた(外傷)などが原因で起きます。
歯髄炎の治療では、歯を失うんですか?


Dr. 宮田
歯を失うんじゃなくて、歯の土台の中をお掃除する、という感じです。

Dr. 門脇
神経が「死んでいる最中」と「死にたて」は、レントゲンでは死んでいるように見えないことが多いです。
神経が死ぬと、痛みがなくなります。
そうすると、次のフェーズに行きます。
(突っ込み気味に)どういうフェーズですか?


Dr. 宮田
根っこの治療は2種類あって、「抜髄処置(ばつずいしょち:根っこを取る)」と、神経が死んだら感染するので、「感染根管治療(かんせんこんかんちりょう:感染した根っこの治療)」があるんです。
例えば、ぶつけると歯は挫滅(ざめつ)するんですね。
ざめつ??


Dr. 宮田
衝撃で組織がやられちゃう、神経が死んでしまうことを挫滅と言います。
虫歯じゃないのに神経が死んでいるのは、ぶつけたか、噛み合わせが強すぎる場合です。
虫歯じゃないのに、上からの詰め物が押していて神経が死んじゃったと話していた知人がいて・・・「虫歯じゃないのに根っこの治療をすること」がどういうことか、ずっと分からなかったけど今日やっと分かりました。


Dr. 門脇
噛む力は、自分の体重以上の力が掛かるので、歯にはすごい負担が掛かるんです。
「虫歯じゃない理由で根っこの治療をしなきゃいけないこともある!」と、世界の真ん中で叫びたいです!


Dr. 宮田
前歯で虫歯も何もないのに歯が黒くなってきている時など、神経が挫滅(ざめつ)していることが多いですね。
ぶつけたか、矯正をしたことはありますか?と聞くと、矯正をしたことがあります、という方もいます。
あと、歯周病が原因で根の治療をしなきゃいけないということもあります。
「歯の破折(はせつ)」って何?
根っこの治療は難しく「抜歯」になってしまう理由として「歯が割れる(破折:はせつ)」があるそうですが、先ほど見たマイクロの拡大っぷりをみて、細かな破折も見破れるって、分かりました!(鼻息荒い)


Dr. 宮田
「破折線(はせつせん:歯に入ったヒビ)」と呼ばれる微妙な亀裂は肉眼では見づらいのですが、マイクロなら割れてたら分かります。
線が入っていたら、ダメなんですか?


Dr. 門脇
ダメです。
細菌って目に見えないじゃないですか?
なので目で見えない隙間でも細菌はどんどん入っていってしまうので、そこで感染を起こすこともあります。
すっごい素人な質問なんですけど、埋めてなんとかならないんですか?


Dr. 門脇
埋めても結局また広がります。
噛み合わせの強い人や、根っこの治療を何回もしている、金属の土台が入っている人に多いです。
マイクロがあれば、肉眼じゃ見えないヒビも発見できますものね。


Dr. 門脇
特殊な根っこの治療のうちの一つ、歯根端切除(しこんたんせつじょ)があり、それはマイクロを使ってやったほうが良いですね。
当院は、歯根端切除を希望する患者さんも結構来院されます。
患者さんは、「歯根端切除」なんてご存じなんですか?


Dr. 門脇
多いのは「他の歯医者で言われて、調べてきました」というセカンドオピニオンです。
歯根端を望む人の主訴は何ですか?


Dr. 宮田
根っこの治療がうまくいかなかった、治らなかった、腫れが引かない、違和感がある、ですかね。
教えて宮田先生のプロフィール
宮田先生は、どうして歯内療法(しないりょうほう:歯の根の治療)を専門にしようと思ったんですか?


Dr. 宮田
父の専攻が歯内療法だったということもありますが、研修医のときに「一番目に見えない領域」だなと思ったんです。
同じ事をやっているのに、なぜ「痛い」という患者さんと「痛くない」という患者さんがいるんだろう?
ということは、何かが根っこの中で起こっているのだろう、と。
なので、それを学びたいなと思ったんです。
大学院ではウイルスに関して学んだとのことですが。


Dr. 宮田
僕の研究のテーマは「細菌とウイルス」。
細菌は、いろいろな細菌が絡まって、根っこの治療の消毒の薬(水酸化ナトリウム)に耐える、つまり基本的に「耐性菌」になってくるんです。
そうすると、ヘドロのような「バイオフィルム」を形成するのでベッタリがんこな汚れになるんです。
再根管治療の成功率が低いのは、そのあたりも関係あります。
面白い分野だと思います。
マイクロスコープって、誰でも使えるんですか?


Dr. 宮田
覗くことはできますが、「使いこなす」となると経験が必要です。

ジャパニーズウイスキーが好きです
お休みの日はどのように?


Dr. 宮田
外に出るのが好きなので、ジムに行ったり、買い物に行ったり、お酒を飲んだりします。
好きなお酒は?


Dr. 宮田
ハイボールです。
自分で家で作る派で、白州などのジャパニーズウイスキーが好きです。
お二人は大学の同級生とのことでしたが。


Dr. 宮田
学生の頃は、友達のうちで飲んだり、フットサル、サッカー観戦、スノボに行ったりしていました。

患者さんにメッセージ
患者さんにメッセージお願いします!


Dr. 宮田
何かお困りのことがあったら相談に乗れるので、最初は相談だけでもいいのでお気軽に来てほしいです。
何でも相談してください!
おしえて先生!歯の根っこの治療Q&A
Q. 根っこの治療は痛いですか?
A. 痛いものもあれば、痛くないものもあります。
麻酔をすれば痛くないですが、術後痛くなることが予想されるときには患者さんに説明します。
術後1~2日痛みが残ることもありますが、免疫がそこで戦ってくれて痛みが引いてくることが多いです。
Q治療は何回くらいかかる?
A. 前歯か奥歯か?根っこの状態、によります。
神経を取るだけの治療(最初の根の治療)はそんなにかかりませんが、再治療(古い材料を取る場合)は大変です。ケースバイケースです。

Q. 痛くなくなったので、途中で根っこの治療をやめるのは、ダメ?
A. ダメです。
「痛くなくなったから」といって来なくなる患者さんもいますが、次に来た時は「抜歯」です。
Q. 他院で根っこの治療をしたところの痛みが取れない・・・診てもらえます?
A. 診ます。
状態によっては、根っこの治療をもう一回やっても難しいので抜歯になるという話をすることもあります。
Q. 気が済むまで説明してもらえます?
A. 僕が知っている知識であれば、語っちゃいます。(門脇)
「正しい知識」をお教えすることも、あります。(宮田)
Q. 成功率はどれくらい?
A. 論文にもよりますけれど、再発の場合は高くて7割くらい、低いと6割切っている論文もあります。
再根管治療の成功率は、6~7割と言われています。
抜髄根(ばつずいこん:最初の根っこの治療)は、8~9割と言われてます。
Q.「根っこの治療は最初が肝心!」と聞いたけど、本当?
A. はい、最初が肝心です。
もし再治療になった場合にも、見逃しを極力減らすためにマイクロやCTがあるんです。
Q. 歯って、割れるんですか?
A. 割れるんです。
しかも肉眼で見えないヒビが入ると、そこから細菌が侵入して悪さをします。
Q. 根っこの太さ、数はどれくらい?
A. 歯によって変わります。
例えば、上の1番〜3番の歯はほとんどの場合1本で太さは結構太かったりします。
それが奥歯になると、根の数も増えて2〜4本、たまに5本もあります。
太さは、0.15ミリとかもあるし、0.1ミリもあるし、0.1ミリ未満もあります。
すごく細いですよね・・・。
Q. いっそのことインプラントや入れ歯にしちゃダメなの?
A. 自分の歯が一番だし、替えの利かないものなので・・・サメは生えてきますけれどね。
自分の歯は、1本100万円の価値があるといわれています。
なので、残せる歯は残してあげたいと思い、マイクロスコープを導入しました。
割れたりして残せないケースもありますが、残せるケースは頑張りましょうとお伝えしています。
Q. 根っこの治療をしたところがうずくんです、再治療になる?
A. する可能性もありますし、ない可能性もあります。
例えば噛み合わせの調整だけでよくなる場合もあるので、診査診断しないと分からないです。
相談にきてください。
Q. 歯の根っこの治療の費用は?
A. あくまでも目安ですが、保険診療でトータルで1万円くらいです。
オアシス歯科は、「保険」で根っこの治療をしています。
ちなみに、アメリカに行くと歯の根の治療はほぼ自費治療です。
Q.「ニッケルチタンファイル」というのを使うと聞いたのですが、それは何ですか?
A. 歯の根を治療するときに使う、細いやすりのようなものです。
柔軟性が大事&耐用回数があるので、決まった回数までしか使わないです。
⇒ニッケルチタンファイルについて読む
Q. このマイクロについている水色のビニールって、何ですか?
A. 手袋をしたまま触るので、感染対策、清潔な部位とそうでない部位と分けるためにかぶせています。

取材後記
インタビュー時、宮田先生は「アメリカの自費でやっているエンド」と言いかけて「根っこの治療」と言い直していました。
エンドは「エンドドンティックス」(Endodontics:歯内療法) の略で、歯科の専門用語です。
当然、素人は分かるはずもない言葉ですが、ちゃんと言い直してくださったところに先生としての温かさを感じました。
歯の根の治療もネットの情報は玉石混合過ぎて、一体何を信じたらいいか分からない治療の代表格だと思います。
ぜひ、会って話して、分からないことをつぶしてから治療に臨まれることが気持ち安らかに治療を受けられる秘訣ではないでしょうか?
